アイストール

アイストール
既設舗装対応凍結抑制工法

アイストールについて
Icetool

既設舗装対応凍結抑制工法

NETIS・国土交通省・登録番号:HR-140010-VR

アイストールとは既設のアスファルト、コンクリート舗装面に施工する凍結抑制工法です。
冬期路面に発生する凍結、積雪路面を弾性骨材の弾性力で凍結抑制し、さらに硬質骨材によりタイヤスリップを抑制することを目的とした安全対策工法です。

凍結抑制効果の発現

トンネル坑口と交差点手前部で施工した現場を積雪時に撮影した写真です。
赤線内がアイストール施工箇所、それ以外の場所は密粒度舗装です。密粒度舗装は路面に雪氷が残っているため白くなっていますが、アイストール施工箇所の車輪走行部分は雪氷が除去され黒くなっています。これによりアイストールの凍結抑制効果を確認することができました。

凍結抑制効果

トンネル坑口

凍結抑制効果

交差点手前部

アイストールの特徴と
耐久性向上の理由
Mechanism

アイストールの特長

  1. 凍結抑制効果が期待できます。
  2. 既設の舗装に対応できます。
  3. すべり止め効果が期待できます。
  4. 一般的なゴムチップを使用するのと比較し耐久性が増します。
アイストールの断面図

耐久性が向上する理由

アイストール骨材断面写真

アイストール骨材とは、無機紛体を廃タイヤチップに特殊コーディングした弾性骨材と、すべり止め効果を付与する目的で硬質骨材を混合したものです。

アイストール骨材とゴムチップ骨材

赤い点線内が摩耗輪の通過部分です。
一般なゴムチップでは樹脂の接着力が弱く、早期に剥離します。

現場における耐久性確認

現場における耐久性確認

除雪作業が行われる幹線道路での施工写真です。
除雪車両のグレーダー、タイヤチェーンに対しても剥がれにくいことを確認しております。

アイストールの施工事例
Examples

CASE 01

トンネル

アイストール施工事例1
CASE 02

出入口停止線カラー(黄色)

アイストール施工事例2
CASE 03

橋梁

アイストール施工事例3
CASE 04

仮設橋(青色)

アイストール施工事例4

凍結抑制効果の確認
Result

試験結果①氷着引張強度試験結果

混合物種

氷着引張強度(Mpa)

アイストール

0.25

密粒度舗装(13)

0.58

比較工法の密粒度舗装に対し、アイストールが低い数値となりました。この試験は氷の剥がれやすさを見る試験であるため数値が低いほど凍結抑制の効果があると言えます。

試験結果②低温ホイールトラッキング試験結果

低温ホイールトラッキング試験結果

厚さ数mmの氷板を最初からつくるのではなく、指定した水量を10分ごとに散布して低温ホイールトラッキング試験に供し、次第に氷板を厚くしていくという方法で行いました。
10分ごとにBPN試験を実施し、BPN値が30程度になるまで繰返し走行試験を行いました。

アイストールの施工手順
Process

施工前

【STEP1】施工前

バインダ撹拌

【STEP2】バインダ撹拌

バインダ塗布

【STEP3】バインダ塗布

アイストール骨材散布

【STEP4】アイストール骨材散布

転圧

【STEP5】転圧

骨材回収

【STEP6】骨材回収

トップコート塗布

【STEP7】トップコート塗布

完成

【STEP8】完成

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