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アイストール
既設舗装対応凍結抑制工法
既設舗装対応凍結抑制工法
NETIS・国土交通省・登録番号:HR-140010-VR
アイストールとは既設のアスファルト、コンクリート舗装面に施工する凍結抑制工法です。
冬期路面に発生する凍結、積雪路面を弾性骨材の弾性力で凍結抑制し、さらに硬質骨材によりタイヤスリップを抑制することを目的とした安全対策工法です。
トンネル坑口と交差点手前部で施工した現場を積雪時に撮影した写真です。
赤線内がアイストール施工箇所、それ以外の場所は密粒度舗装です。密粒度舗装は路面に雪氷が残っているため白くなっていますが、アイストール施工箇所の車輪走行部分は雪氷が除去され黒くなっています。これによりアイストールの凍結抑制効果を確認することができました。
トンネル坑口
交差点手前部
アイストール骨材とは、無機紛体を廃タイヤチップに特殊コーディングした弾性骨材と、すべり止め効果を付与する目的で硬質骨材を混合したものです。
赤い点線内が摩耗輪の通過部分です。
一般なゴムチップでは樹脂の接着力が弱く、早期に剥離します。
除雪作業が行われる幹線道路での施工写真です。
除雪車両のグレーダー、タイヤチェーンに対しても剥がれにくいことを確認しております。
混合物種 |
氷着引張強度(Mpa) |
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アイストール |
0.25 |
密粒度舗装(13) |
0.58 |
比較工法の密粒度舗装に対し、アイストールが低い数値となりました。この試験は氷の剥がれやすさを見る試験であるため数値が低いほど凍結抑制の効果があると言えます。
厚さ数mmの氷板を最初からつくるのではなく、指定した水量を10分ごとに散布して低温ホイールトラッキング試験に供し、次第に氷板を厚くしていくという方法で行いました。
10分ごとにBPN試験を実施し、BPN値が30程度になるまで繰返し走行試験を行いました。
【STEP1】施工前 |
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【STEP2】バインダ撹拌 |
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【STEP3】バインダ塗布 |
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【STEP4】アイストール骨材散布 |
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【STEP5】転圧 |
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【STEP6】骨材回収 |
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【STEP7】トップコート塗布 |
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【STEP8】完成 |